文化部


令和4年度活動状況


4月 校内にて撮影技法レクチャー
5月 高文連西三河支部「高校生“春”の写真展」出展・校内春の写真展展示・部活動(運動部)の活動を撮影
6月 部活動(文化部)の活動を撮影・常盤写真株式会社「学生フォトコンテスト2022」応募
7月 テーマ撮影(「きらきら・どろどろ」を感じさせる2作品提出)
10月 タカコウ祭撮影・文化祭にて写真部展示(「きらどろ」展)およびフォトスポット設営(「棟の上のラプンツェル」)
11月 高浜市鬼瓦職人の撮影(11社)による地域貢献・高浜市議会だより「ぴいぷる」写真提供
12月 球技大会撮影
1月~3月 応募作品撮影・新入生向け写真部紹介写真撮影

【表彰】
・令和4年度愛知県高等学校文化連盟写真専門部西三河支部「高校生“春”の写真展」奨励賞受賞(1名)
・令和4年度愛知県高等学校文化連盟写真専門部西三河支部「高校生の写真展」奨励賞受賞(2名)
・常盤写真用品株式会社主催「学生フォトコンテスト2022」メーカー賞(リコー賞)受賞(1名)
・ソニーストア名古屋特別協力「第8回東海地区高校生フォトコンテスト」佳作受賞(1名)

令和4年度は、歴代の部員が醸成してきた温かく朗らかな部の雰囲気の中で、のびのびと撮影を行うことができた。とりわけ今年度に引退した3年生は、現体制になってから初めて三年間をこの写真部に注いだ第一期生である。彼らの撮った写真の数々を順に眺めてみると、どんどん個性を爆発させ、引退作品ではその部員らしい写真を仕上げていて感慨深い。シャッターを切る自身の切り口やこだわった題名、磨いていくべき向上心や撮影技術の枢要さは後輩にも脈々と受け継がれていくだろう。顧問としては冥利に尽きる。
さて、今年度は目覚ましい成果が三点ある。一つ目は、文化祭での写真部企画である。今年度は、プロジェクターや小物を用意し、部員がお客さんを喜ばせるためにはどうしたらよいか、自主的に考え制作していた。令和3年度から目標にしていた「自立した部活動」に向けて、部員が努力する姿がそこにあった。
二つ目は、延べ6名の写真展入賞である。精力的に撮影した作品を世に出したところ、外部から評価してもらえたこと。部員の励みにもなった。そして、単なる日常写真ではなく、芸術作品としての「写真」を知るためにもいい機会となった。
三つ目は、三州瓦工業協同組合とのコラボレーション企画(カレンダー制作)の成功である。
時間をかけて隆盛してきた校内写真家としての活動を地域にも広げたいとの一心で、念願の鬼瓦職人(鬼師)とコラボレーションを果たすことができた。部員が撮った写真は実に11社4000枚にのぼる。一枚一枚シャッターを真剣に切っていったのは、現2年生部員の丁寧さや生真面目さ、そして二年間で湧いてきた少々の貪欲さによるのだろう。1年生部員も大きく感化されていた。結果として、高浜市の産業アピールになるカレンダーが無事完成し、現在はかわら美術館で販売され、高浜市のふるさと納税の返礼品として使われることになっている。
一朝一夕で「自立した部活動」が運営できるわけではないが、今年度は大きく飛躍したといっても過言ではない。来年度の新入部員とともに写真の奥深さに触れるような部活動を目指して、3学期集大成のCAPA応募で入選をめざしていく。


令和5年度年間指導計画


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